CHIE IMAI ブランドストーリー

CHIE IMAI ブランドの歴史は1977年にさか上る。当時女性4人で輸入貿易業を開始した、現リード・デザイナー 今井千恵は、レイナ貿易株式会社を設立した。輸入貿易業を営む傍、1978年本格的にファー、レザーデザインを開始した今井千恵はレイナ貿易株式会社の展開するエグゼクティブ高級ブランドとしてファー・レザー ブランド 「ロイヤルファー(ROYAL FUR)」を展開。ロイヤルファーは、数々のオリジナリティー溢れるファー、レザー商品を市場に送り出した。

ロイヤルファーは、当時は防寒着との固定観念があったファーを洋服のように軽量化、さらなるファッション感覚をファー、レザーに取り入れることを試みる。当時にはあり得ない斬新なデザインと、テクニカルな製造過程を必要とするロイヤルファーの商品は、ファー・レザー製造に歴史のある北欧の老舗工場においてもそのデザインを実現できる工場はなかった。その中でデザイナー今井千恵の真剣な取り組みに賛同し、彼女の奇抜なデザインを実現させたいという老舗工場が1980年代初めにフィンランドに現れた。

斬新なデザイン追求と、テクニカルな製造工程をコラボレーションで克服して現CHIE IMAI のシグニチャー、「モザイク・ドゥ・チエ」の完成が実現した。

その後ロイヤルファー(現CHIE IMAI)は、1991年、日本のファー業界の老舗で、宮内庁御用達でもあったフタバファー(株式会社フタバファー)を吸収合併(M&A ,Merger & Acquisition) し、名実ともに日本を代表する最高級ファー・レザーブランドとなる。ブランド名も、デザイナーのファーストネームを取り入れ、「ロイヤルチエ」に改名、よりデザイナーズブランドであることを象徴するものとなった。その後、1999年にはヨーロッパやアメリカの名だたるブランド、ヴァレンティノやサンローランなどと肩を並べ、ニューヨークファーコレクションにアジア人初のデザイナーとしてロイヤル チエの今井千恵は参加。2002年にはロイヤル チエのフラッグシップストアをニューヨークのマジソンアベニュー59丁目に開店し、本格的にアメリカ、カナダへの進出を開始した。

2000年代にはより充実した世界的ブランド展開がなされ、ロイヤルチエ(現CHIE IMAI)の象徴でもある「モザイク・ドゥ・チエ」商品は北米のメジャーデパートにてデビュー。カナダ、アメリカの消費者に愛用された。2000年代にお茶の間で人気のあったアメリカの人気ドラマ、「セックス・アンド・シティー」のエピソードにもブランド商品が起用され、北米版メジャーファッション雑誌にもブランド商品が登場し、ロイヤルチエの商品は北米のテレビ出演者など、各界から評価されることとなる。

ブランドとしての素材評価でも、ファー部門では、ファー業界の世界的権威、デンマークコペンハーゲンファーより、ブランドの扱う素材の高品質を認められ、各国一社にしか与えられないパープルレベルを日本代表として受賞した。環境面においても、高機能繊維などを扱う、帝人グループの帝人ファイバー株式会社とのコラボレーションにより、弊社が生産するエコロジー素材、エコレクタス(プラスチックボトルの再生素材)とファー、レザー素材との融合を実現。ロイヤル チエの環境配慮、対応が高く評価された。

2010年代にはブランド・エクステンションの一環として、香水ならぬ、飲む香水、本格芋焼酎 MORRIS(モーリス) を発表。デザイナーズブランドの定番マーケティング戦略でもある核商品から香水へを覆す、またもや業界の型破り的な戦略で世間を驚かせた。MORRISはその後2020年新型コロナウィルスで世界中が混乱する中、アメリカ合衆国で最も権威のある酒造品評会の一つである、サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ大会、スピリッツ部門にて、その味、香りが評価されブロンズメダル(銅)を獲得した。

長年にわたる、フィンランド共和国とのビジネス経済の立役者としての貢献がフィンランド政府に認められ、同総理大臣サウリニニスト総理より、ロイヤル チエ(現CHIE IMAI)のリード・デザイナー今井千恵はフィンランド、獅子勲章コマンダー賞を2014年に受賞。日本人女性初の受賞となった。

2017年、ロイヤルチエ は、「歴史に残る日本を代表する世界のブランド作り。」を目指し、より多くの人へ親しんでもらい、歴史に残るデザイナーズブランドとしてのブランディング計画の一環として、ブランド名をロイヤル チエからブランド創設者、現リード・デザイナーの名前、アルファベット大文字で、C H I E I M A I (チエ イマイ)へと変更。ブランドアイデンティティーを象徴する、”チエ フォックス” は継承し、ラグジュアリー・デザイナーズブランドとして新しい一歩を踏み出た。

CHIE IMAIでは、社会に既存し、地球規模でのサスティナビリティー実現に貢献するブランドとして、環境問題や消費者への安全性を考慮した商品開発、サービス、ブランド作りを目指している。ブランドポリシーとして#ChieChic(#チエシック)を提唱し、偏ったアイディア(考え方)や偏見を超えて自由な発想で商品作りをすることをブランドアイデンティティーとしている。オートクチュールではないが、最強級ドレス生地で丁寧にクラフト(手作り)するスーツ、ドレスやそれらと同じ生地で縫製するお洒落なマスクなどはお客様に広く愛用されている。リサイクルにも力を入れており、時代と共に変わりゆくファッションに対応したファー、レザー商品の「リメイク(再デザイン、再生)」にも力を入れており、お客様から高い評価を得ている。